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ドイツの森の散歩道 

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コロナウイルス流行発表で、ドイツのドラッグストアの棚は…

あまり「煽る」ような記事は書きたくないのですが…

今日(土曜)のお昼過ぎのドラッグストア。


コロナウイルス流行発表で、ドイツのドラッグストアの棚は…_c0366006_23491179.jpeg


除菌グッズだけでなく、ハンドソープの棚が半分以上スッカラカン。
在庫がなくなりかかってる!

実は先週火曜日に、なんとなーく除菌ジェルと除菌お手拭きを少し買っていました。
コロナが近づいているなあと思いつつ、どこかまだ危機感が差し迫っておらず、ま、買っておきましょ…と、それぞれ3つずつといういじましさ。

その時は普通に棚に陳列されていたので、買い溜めしなきゃ!という発想にならなかったのです。
今思えば、ドイツ政府がコロナの流行を発表する前日。ああ、私の先読み力のなさよ…。

昨日(金曜)、もう少し買い足そうかしらと3軒のドラッグストアをハシゴするも除菌ジェルもシートも既に売り切れ。

がっかりしながら家に帰って気づきました。
除菌ジェル以前に、そもそも家できちんと手が洗えなくなったら大変じゃん!
…急遽ハンドソープの買い置きに方針変更。

ドラッグストアでなく、スーパーの棚で発見した「Arztseife(直訳は医者用石鹸で一応除菌を謳ってはいますが、除菌というよりは日に何十回も手洗いをする人用の肌に優しいハンドソープ、という感じかも)」を二つに、普通のハンドソープ二つ。洗いすぎの手荒れ用にハンドクリームも一つ。

日本の状況も気になりますが、ドイツはどうなるのでしょう…

手洗いと免疫アップできそうな食事を心がけて過ごしていくしかありません。


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# by midori-de | 2020-03-01 00:00 | 医療

ドイツで子育て中の方、お子さんの海外短期留学は10年生が狙い目!


うちの子供が10年生(日本の高校1年生)になったとき、クラス27人中、なんと8人が英語圏への留学に旅立ちました。約半分が6ヶ月、残る半分が1年の予定。

えー、そんなにいなくなっちゃうの⁉︎ なんでそんな一斉に⁉︎ と驚きましたが、どうやらドイツで海外短期留学というと、10年生がそのタイミングらしい。


ドイツで子育て中の方、お子さんの海外短期留学は10年生が狙い目!_c0366006_19203005.jpeg


中学生じゃ幼すぎるし、高2、高3となるとアビ(卒業資格試験)の準備が優先。
となると、高等部への進級が決まる一応の節目である9年生を終え、狭間の10年生で留学しておきましょ、ってことらしいです。

普通の公立校なので海外の名門私立校と提携などではなく、各家庭で一般の留学エージェントを通じて留学先を決めたようです。行き先はカナダ、ニュージーランド、オーストラリアなど。

半年や1年(10ヶ月)などの留学後は、そのまま元のクラス(学年)に戻ってきます。
勉強に追いつくのは自己責任ですが、留年が珍しくはないドイツ(小学校から留年があるほどです)なので、ダメだったら留年すればいいや、くらいの感覚かもしれません。

思い起こせば、わたしの日本語クラスでもこれまで教えた生徒さんのうち、10年生(15−16歳)の女の子が二人、日本に留学しました。

ドイツ事情を知らなかった当時、
「…んまあ、こんな年端もいかない女の子を極東アジアに一人で留学させるなんて…」
とかなり面くらいましたが、そういうことだったのですね。

確かに、大学になってからの留学で専門知識を学ぶのもいいけれど、高校生で気楽なうちに海外のハイスクールを経験しておくのも楽しそう。うちも半年くらい行かせてみてもよかったかな…とは思いますが、後の祭り。

実は私はちょうどその頃、再就職をして仕事のことで頭がいっぱい。ギムナジウムではママ友のつながりも薄く、留学は10年生!というドイツの常識(?)にまったく気づかず時期を逃してしまいました。
ごめんよ、頼りない外人ママで…。無知って怖いわあ…。

そして遅ればせではありますが、夏休みのホームステイ&語学研修くらいは行かせてみましょ、と一念発起して検索し、カタログを取り寄せました。

…大抵2週間から選べて、ホームステイやら学生寮、観光やスポーツとの組み合わせなどなど…マルタ島の語学学校なんて変化球(?)も。まーあ、いろいろあるんですねえ。知らなんだわあ。

振り返れば、うちは普段は日本語習得に気を取られ、長期休みといえば日本へ帰国か家族旅行。
英語についても、言語的にドイツ語と近いため、そこそこできるし、日本のような「英語習得は親の悲願」という感じでもないため、留学もホームステイも特に考えずに高校生になってしまいました。

ですがカタログには小学校5−6年生向けから、ドイツのエージェントが送迎や現地オリエンテーションや観光まで丸抱え、緊急用24時間ホットラインなんてのもついて手厚くサポートされたプログラムもあり、あー、知らなんだ、知らなんだ。こういうのがあるなら早くから参加させれば良かったわぁ…と後悔しきり。

ということで、遅ればせながら今年夏の2週間のプログラムを申し込むところです。
ドイツのお母さん方、短期留学を考えるなら10年生が狙い目ですよ!



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# by midori-de | 2020-02-16 19:38 | 学校生活・ギムナジウム

バレンタイン 友チョコに思うこと


日本大好き、老後(と言わず、できるだけ早く)は日本に帰国!と決めているわたし。
ただ、外国暮らしを始めてから日本のトレンドとして定着したもので、なんだかなあ〜と思っているのが、ハロウインとバレンタインの“友チョコ”。

ハロウインについては2018年の記事 “年に一度、日本に心底がっかりする時期


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お気に入りのイタリアンカフェ。



友チョコなるものを見聞きするようになったのはいつ頃だったでしょう。
SNSで見聞きする、友人知人のお嬢さんが学校に持っていくという友チョコ。
手作りして、ラッピングして… そんなことを親も手伝う、となれば軽い目眩さえ覚えます。
これを心から“楽しい!”って思っている人って、どれくらいいるんでしょうか?

ドイツでは(おそらく他の西ヨーロッパ諸国も)、男性が女性に花やシャンペンをプレゼントするのが主流です。
ま、我が家ではそんなロマンチックなイベントではなく、さりとて日本式の義理チョコも友チョコも、ましてや本命チョコも無縁(え?)となっている私ですが、一応、日本にいた頃の記憶は良くも悪くも染み付いているもので、この時期には “どれ、新しいレシピでチョコレートケーキを作ってみようかな”とか “ちょっと贅沢なチョコを買ってみようかしら”くらいは思います。

けれど、友チョコなんてねえ…。
お金も時間も労力もかけて、主目的といえば気配り、女子力対決、コミュニティ内の同調圧力に応える、ってだけなのでは???

…と、心の内では重々承知している人が多いながらも、当事者だったり、その年頃の娘がいたりしたら、やはり自分のところだけやめておくのは難しいんだろうなあ。

かといって、学校で禁止してもらう、とか、#no chocolate! なんてムーブメントを起こすのも違う。

チョコレートを配りたい人は勝手にやればいいけれど、そうでなければトレンドや同調圧力に流されることなくサラリと ”わあ、ありがとう(でもわたしは別にしなくてもいいわ)“ と飄々としていられる自分、それを認められる社会であってほしいものです。




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# by midori-de | 2020-02-14 16:20 | 季節の行事