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ドイツの森の散歩道 

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ドイツで子育て中の方、お子さんの海外短期留学は10年生が狙い目!


うちの子供が10年生(日本の高校1年生)になったとき、クラス27人中、なんと8人が英語圏への留学に旅立ちました。約半分が6ヶ月、残る半分が1年の予定。

えー、そんなにいなくなっちゃうの⁉︎ なんでそんな一斉に⁉︎ と驚きましたが、どうやらドイツで海外短期留学というと、10年生がそのタイミングらしい。


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中学生じゃ幼すぎるし、高2、高3となるとアビ(卒業資格試験)の準備が優先。
となると、高等部への進級が決まる一応の節目である9年生を終え、狭間の10年生で留学しておきましょ、ってことらしいです。

普通の公立校なので海外の名門私立校と提携などではなく、各家庭で一般の留学エージェントを通じて留学先を決めたようです。行き先はカナダ、ニュージーランド、オーストラリアなど。

半年や1年(10ヶ月)などの留学後は、そのまま元のクラス(学年)に戻ってきます。
勉強に追いつくのは自己責任ですが、留年が珍しくはないドイツ(小学校から留年があるほどです)なので、ダメだったら留年すればいいや、くらいの感覚かもしれません。

思い起こせば、わたしの日本語クラスでもこれまで教えた生徒さんのうち、10年生(15−16歳)の女の子が二人、日本に留学しました。

ドイツ事情を知らなかった当時、
「…んまあ、こんな年端もいかない女の子を極東アジアに一人で留学させるなんて…」
とかなり面くらいましたが、そういうことだったのですね。

確かに、大学になってからの留学で専門知識を学ぶのもいいけれど、高校生で気楽なうちに海外のハイスクールを経験しておくのも楽しそう。うちも半年くらい行かせてみてもよかったかな…とは思いますが、後の祭り。

実は私はちょうどその頃、再就職をして仕事のことで頭がいっぱい。ギムナジウムではママ友のつながりも薄く、留学は10年生!というドイツの常識(?)にまったく気づかず時期を逃してしまいました。
ごめんよ、頼りない外人ママで…。無知って怖いわあ…。

そして遅ればせではありますが、夏休みのホームステイ&語学研修くらいは行かせてみましょ、と一念発起して検索し、カタログを取り寄せました。

…大抵2週間から選べて、ホームステイやら学生寮、観光やスポーツとの組み合わせなどなど…マルタ島の語学学校なんて変化球(?)も。まーあ、いろいろあるんですねえ。知らなんだわあ。

振り返れば、うちは普段は日本語習得に気を取られ、長期休みといえば日本へ帰国か家族旅行。
英語についても、言語的にドイツ語と近いため、そこそこできるし、日本のような「英語習得は親の悲願」という感じでもないため、留学もホームステイも特に考えずに高校生になってしまいました。

ですがカタログには小学校5−6年生向けから、ドイツのエージェントが送迎や現地オリエンテーションや観光まで丸抱え、緊急用24時間ホットラインなんてのもついて手厚くサポートされたプログラムもあり、あー、知らなんだ、知らなんだ。こういうのがあるなら早くから参加させれば良かったわぁ…と後悔しきり。

ということで、遅ればせながら今年夏の2週間のプログラムを申し込むところです。
ドイツのお母さん方、短期留学を考えるなら10年生が狙い目ですよ!



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by midori-de | 2020-02-16 19:38 | 学校生活・ギムナジウム