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ドイツの森の散歩道 

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How much? ドキドキのクリーニング

先日、着続けていたセーターやコートをクリーニング屋さんに持って行きました。ヘタをすると4月終わりでもダウンコートを着たいような日がないとも限らないので、本格的に冬物をしまうのはウチの場合5月以降になりますが、今くらいで一度キレイにしておかないと、なんだか気持ちが悪いので。。。

異国でのヘアカット(以前の記事はこちら)とともに、見つけるのが意外とハードルが高くてつい先延ばしになってしまうのが(私の場合)ドライクリーニング屋さんでした。


How much? ドキドキのクリーニング_c0366006_20312544.jpeg
ズボン/スカート 5ユーロ
背広/ジャケット 7ユーロ
ドレス/9ユーロ
ウールコート/13ユーロ
かなりざっくりした価格表です



一応、お店の外のウインドーに「ワイシャツ/Xユーロ、ジャケット/Xユーロ、コート/Xユーロ」のように表示されていますが、大概は日本で私が使っていたクリーニングよりお高めな感じ。それに、例えばコートならウールかダウンジャケットか、ショートかロングか、スーツなら夏物か冬物か、素材によっても値段が違うはず。店員にもっと詳しい料金表がないか尋ねても、たいていの場合そんな気の利いたものはなく、実際のものを見せて料金を教えてもらいます。でも、話す相手によって(お店の人も、頼むこちらがドイツ人か否かによっても)テキトーに違うことを言われることも多く、何かと疑心暗鬼になっている私には値段がなんだか不透明。実際、ドイツ人夫が持って行った時と私とでは値段が違ったことも、、、。

とはいえ、長〜い冬に着続けるセーターやコートをクリーニングしないわけにもいかず、毎回夫を煩わせるわけにもいかず、ドキドキしながらカウンターに持って行っては予想外に高い値段を言われて驚きながらも、かさばるものを持って引き下がれずに渋々お願いする、ということが何度かありました。

そんな腑に落ちない思いをさせられるのが嫌で、いつからか、クリーニングしたいコートなりセーターなりを着ている時にお店に立ち寄り「これいくらですか?」と確認して、納得価格ならあらためて翌週などに持って行くという自衛作戦をとるようになりました。

ある時は、コットン素材のトレンチコートを着て行き値段を聞いたら15ユーロ。ブランド物ではないのに思ったより高めな上、普通のウールのコートよりもさらに高い。理由を尋ねると、トレンチはベルトや肩のかぶせ布でアイロンが複雑だからとのこと。念のためそのまま歩いて他のお店でも尋ねると「20ユーロです」。なるほど、そんなにするのね、わかりました、、、(調べてみると、日本でも同じ理由でトレンチコートのクリーニングは意外とかかるそうです)。

そうして何度かトライするうち、やっとお店の人たちもまあ信頼できる、あるお店に落ち着きました。そのお店は毎月月末の決まった日が全て30%オフ。私の感覚ではオフ価格でやっと「普通」のお値段ですが、月に一度チャンスがあるのはラッキーです。

クリーニング屋さん一つ見つけるのになんでこんな労力やら作戦やら使わなきゃならないのか、という感じですが、その甲斐あって今では以前ほどドキドキすることも驚かされることもなくなりました(笑)。クリーニングに出したいものは、今月はスーツとセーター、来月はコートとストールにしよう、、、と計画的にその日を狙って持って行っています。


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by midori-de | 2016-03-14 23:16 | ドイツ消費者生活